フォトチェンジ

使い方と設定の選び方

設定は多いですが、仕上がりを大きく左右するのはドットの粗さ色数の2つだけです。 まずその2つを触ってみて、物足りなくなったら他を読んでください。

3ステップで変換する

  1. 写真を選ぶドラッグ&ドロップ、貼り付け(⌘V / Ctrl+V)、ボタンからの選択のいずれでも構いません。 手元に写真がなければ「サンプル写真で試す」から試せます。
  2. プリセットを選ぶ7種類用意してあります。ここで大枠が決まるので、 最初は細かい設定を触らずプリセットだけ切り替えてみてください。
  3. 保存するPNG(劣化なし)かWebP(軽い)を選べます。 設定を変えるたびに自動で再変換されるので、変換ボタンを押す必要はありません。

写真は端末の外に出ません。変換はすべてブラウザの中で行われるため、 一度読み込んだあとは通信が切れていても動きます。

スタイル — 3種類の方向性

最初に決めるのは、どの方向に持っていくかです。 それぞれの詳しい説明はドット絵手描き風のページにもまとめています。

ドット絵

標準のドット絵です。写真を粗いマス目に置き換えて、限られた色で塗り直します。 レトロゲームの画面のような見た目になります。迷ったらこれです。

この設定で試す

ドット絵(くっきり)

ドットの境界が完全に揃うように、出力サイズを整数倍に調整します。 拡大しても1マスが正確な正方形のままなので、ドット絵として作品にしたい場合や、 あとで自分でドットを打ち直したい場合に向いています。 そのぶん出力サイズが元写真と厳密には一致しません。

この設定で試す

手描き風

ドット絵とは処理の中身が違います。先に写真をぼかして情報を減らし、 影を飛ばしてから色をまとめるため、マス目が目立たない柔らかい絵になります。 イラスト調にしたいときはこちらです。 処理が重いので、大きな写真では下書きを先に表示してから仕上げます。

この設定で試す

ドットの粗さ — 最初に触る設定

何ピクセルを1マスにまとめるかの設定です。数字が大きいほど粗くなります。仕上がりの印象がいちばん変わる設定なので、ここから触ってください。

印象向いている写真
2ほぼ元の写真。色数を絞った効果だけが出る細部を残したいとき
4被写体がはっきり分かる細かさ人物、SNSのアイコン
8ドット絵らしさが出る。定番風景、建物
12・16かなり粗い。形が読み取りにくくなる輪郭がはっきりした被写体だけ

粗くしすぎて何か分からなくなったら、被写体が画面に小さく写っている可能性があります。 先に写真を切り抜いて被写体を大きくすると、粗いドットでも形が残ります。

色数 — レトロさを決める

使う色を何色に絞るかです。4・8・16・32・64から選べます。 少ないほど古い機械のような見た目になり、多いほど元の写真に近づきます。

  • 4色・8色 — かなり大胆に色が失われます。 空や壁など広い面がべた塗りになり、絵として抽象化されます。手描き風の初期値は8色です
  • 16色 — レトロゲームらしさと分かりやすさの釣り合いが取れた定番です
  • 32色・64色 — 元の写真の雰囲気がかなり残ります。 「粗いドットだが色は自然」という組み合わせにしたいときに使います

色数を減らして階調が階段状に見えて汚くなったときは、 次のディザリングを入れると滑らかに見えるようになります。

色づかい — 写真から拾うか、決め打ちか

写真から自動抽出を選ぶと、その写真に実際に写っている色から 使う色を選び出します。元の雰囲気を残したいときはこれです。

対して固定の色づかいを選ぶと、写真に関係なく決められた色だけで塗り直します。 写真の印象を変えたいときや、複数の写真の色味を揃えたいときに向いています。

色づかいどうなるか
8bit家庭用機風初期の家庭用ゲーム機のような、原色寄りで数の少ない色
携帯ゲーム機風(緑)緑一色の濃淡だけ。かなり印象が変わる
モノクロ白黒の濃淡のみ
セピア / ブルー暖色・寒色に寄せた単色系。古写真や夜の雰囲気に
ビビッド彩度の高い色。ポップな印象に
夕焼け / フォレスト紫〜オレンジ、緑〜茶。時間帯や季節の演出に

固定の色づかいでは色数の設定が効きません。 使う色があらかじめ決まっているためです。

携帯ゲーム機風を試す

抽出方法 — どの色を残すか

「写真から自動抽出」を選んだときだけ効く設定です。 限られた枠にどの色を選ぶかの方針が変わります。写真によって向き不向きがはっきり出ますので、 思った色にならないときはここを切り替えてみてください。

方法やっていること向いている写真
バランス色の空間を繰り返し半分に割り、各領域から代表色を取る風景、色数の多い写真
主役重視よく使われている色を優先。似すぎた色は弾く人物、物撮り
明暗重視明るさの範囲から均等に選ぶグラデーションの多い写真
色まとめ似た色を群れにまとめ、その中心を採用手描き風。ベタ塗りにしたいとき

肌の色がくすむ・不自然になるときは「主役重視」を試してください。 広い背景に色数を取られて、被写体の色が後回しになっている場合があります。

ディザリング — 少ない色で階調を出す

色数を絞ると、空のグラデーションなどが階段状の縞になります。 ディザリングは、隣り合う色を細かく混ぜることで実際にはない中間色があるように見せる技術です。 昔のゲーム機や新聞の写真が少ない色数で成立していたのはこの仕組みによります。

使わない(くっきり)

いちばん近い色に単純に置き換えます。境界がはっきりして、 ドット絵として編集しやすい仕上がりです。手描き風の初期値はこれで、ベタ塗り感を出すためです。

誤差拡散 — なめらかに見せる

色を置き換えたときのズレを、周りのまだ塗っていないドットに配ります。 全体としては元の明るさが保たれるため、遠目には滑らかに見えます。

  • Floyd-Steinberg — ズレを右・右下・下・左下の4方向へ配ります。 行ごとに進む向きを反転させるため、片側に流れる癖が出にくい標準的な方法です。迷ったらこれ
  • Riemersma — 16方向へ、距離に応じて弱めながら配ります。 Floyd-Steinbergより広く散るぶん粒立ちが細かく、規則的な模様が出にくくなります。 写真らしさを残したいときに
Floyd-Steinbergを試す

パターン — 規則的なドットを重ねる

マス目状の型紙を敷いて、位置ごとに色の切り替わる明るさをずらします。 誤差拡散と違い規則正しい網目が見えるのが特徴で、 いかにもレトロな画面という印象になります。

  • 粗いドット 2×2 — 網目が大きくはっきり見えます。粗いドットと相性が良い
  • 標準ドット 4×4 — 網目とグラデーションの釣り合いが取れた定番
  • 細かいドット 8×8 — 網目が目立ちにくく、滑らかに寄ります

このアプリのパターン系は、写真の明るさと色数に応じて効き具合を自動で調整します。 暗い写真では強めに、明るい写真では控えめに。 色数が少ないときほど強くかかります。青は他の色より強く、緑は弱くかかるようにしてあり、 これは人の目が緑の違いに敏感で、青の違いに鈍いためです。

標準ドット 4×4を試す

ドット密度 — 濃淡を点の多さで表す

1マスをさらに細かいブロックに分け、その中で点をいくつ打つかで明るさを表現します。 新聞や印刷物の写真に近い見た目です。 密度2×2は5段階、密度4×4と8×8は17段階の濃淡を作ります。

モノクロと組み合わせると、印刷物のような点描になります。

モノクロ点描を試す

ディザリングを入れたのにざらついて見えるときは、 ドットの粗さを上げるか色数を増やしてみてください。 細かいドットに強いディザをかけると、模様だけが目立つことがあります。

輪郭線 — 形をはっきりさせる

色を減らすと、明るさの近いもの同士が同じ色になって形が溶けることがあります。 輪郭線は境目に線を足して、被写体の形を取り戻す機能です。

  • なし — 初期値。色の面だけで表現します
  • やわらかい線 — 控えめな線。イラスト調に近づけたいときに。 手描き風と組み合わせるとアニメ寄りの雰囲気になります
  • はっきりした線 — 濃い線。被写体と背景を明確に分けたいときに

線を引く場所は、写真ごとに変化の大きい上位数%を選ぶ方式です。 固定の基準で判定すると、コントラストの高い写真では画面じゅうが線だらけになってしまうためです。

線画つき手描き風を試す

仕上げ — 彩度・コントラスト・影

彩度

色の鮮やかさです。100%が元のままで、上げるとレトロゲームらしい派手さが、 下げると落ち着いた雰囲気が出ます。色を減らすと元の写真よりくすんで見えることが多いので、 110〜120%あたりに上げると印象が良くなる場合があります。

コントラスト強化

明暗の差を広げます。全体を一律に強めるのではなく、 画面を細かい区画に分けてそれぞれで調整するため、明るい部分と暗い部分が同時に写っている写真で効きます。 逆光や、日向と日陰が混ざった写真で試してみてください。

影を飛ばす

暗い部分を持ち上げて、影を薄くします。手描き風では初期値で有効です。 イラストらしいベタ塗り感は、影の階調を減らすことで生まれます。立体感が欲しいときは切ってください

写真別のおすすめ設定

迷ったときの出発点です。ここから微調整してください。

風景・空

グラデーションが命なので、誤差拡散で滑らかさを保ちます。色数は多めに。

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人物・ポートレート

肌の色を優先するため主役重視で。粗くしすぎると顔が崩れるので細かめに。

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建物・街並み

直線が多く粗いドットでも形が残ります。レトロゲームらしく振り切って。

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料理・物撮り

被写体の色を残しつつ、輪郭線で皿や具材の境目を立てます。

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ペット・動物

毛の質感が失われやすいので、手描き風でベタ塗りに寄せると成立します。

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SNSのアイコン

小さく表示されるため、細かいドットで顔が分かる状態を保ちます。

この設定で試す

よくある質問

写真はどこかに送信されますか

いいえ。変換はすべてブラウザの中で完結しており、 画像をサーバーへ送る仕組み自体がありません。詳しくはプライバシーポリシーをご覧ください。

変換した画像は自由に使えますか

変換結果の権利は元の写真の権利者にあります。ご自身で撮影された写真であれば自由にお使いいただけます。 詳しくは利用規約をご覧ください。

手描き風が遅いのはなぜですか

ぼかしや色の統合など、ドット絵より工程が多いためです。 大きな写真ではまず粗い下書きを表示し、その裏で本番の品質を作っています。 下書きが出た時点で設定を変えれば、待たずに次を試せます。

設定を人に共有できますか

できます。変換画面の「設定を共有」を押すと、いまの設定を含んだURLがコピーされます。 そのURLを開けば同じ設定から始められます。 このページの「この設定で試す」も同じ仕組みです。

スマートフォンでも使えますか

使えます。ホーム画面に追加するとアプリのように起動でき、 一度開いたあとは通信がなくても動きます。

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