使い方と設定の選び方
仕上がりを大きく変えるのはドットの粗さと色数の2つです。 残りは好みで足していってください。
3ステップ
- 写真を選ぶドラッグ、貼り付け(⌘V / Ctrl+V)、ボタンのどれでも。サンプルもあります
- プリセットを選んで「反映する」押すまで変換は走りません。設定はいくつ変えてもかまいません
- 保存するPNG / JPEG / WebP。ドットの輪郭を保つならPNG
写真は端末の外に出ません。通信が切れていても動きます。
スタイル
ドットの粗さ
何画素を1マスにまとめるか。数字が大きいほど粗くなります。まずここを触ってください。
| 値 | 印象 | 向いている写真 |
|---|---|---|
| 2 | ほぼ元の写真。色を絞った効果だけ | 細部を残したいとき |
| 4 | 被写体がはっきり分かる | 人物、SNSのアイコン |
| 8 | ドット絵らしさが出る。定番 | 風景、建物 |
| 12・16 | かなり粗い。形が読み取りにくい | 輪郭のはっきりした被写体 |
粗くして何か分からなくなったら、先に写真を切り抜いて被写体を大きくしてください。
色数
使う色を何色に絞るか。少ないほど古い機械のような見た目になります。
| 色数 | どうなるか |
|---|---|
| 4・8 | 広い面がべた塗りになり、絵として抽象化される(手描き風の初期値は8) |
| 16 | レトロさと分かりやすさの釣り合いが取れた定番 |
| 32・64 | 元の写真の雰囲気が残る。粗いドットでも色は自然 |
階調が階段状に見えたら、次のディザリングで滑らかになります。
色づかい
「写真から自動抽出」はその写真の色を使います。固定の色づかいは写真に関係なく塗り直すので、 印象を変えたいときや複数の写真の色味を揃えたいときに。
| 色づかい | どうなるか |
|---|---|
| 8bit家庭用機風 | 原色寄りで数の少ない色 |
| 携帯ゲーム機風(緑) | 緑一色の濃淡だけ |
| 携帯ゲーム機・実機の4色 | 本当に4色。階調はディザリングで作る |
| PICO-8(16色) | 暗部から明部まで散っていて破綻しにくい |
| 初期PC(CGA 16色) | 原色が強く中間色がない。版画のような荒さ |
| モノクロ | 白黒の濃淡のみ |
| セピア / ブルー | 古写真、夜の雰囲気 |
| ビビッド | 彩度の高い色。ポップに |
| 夕焼け / フォレスト | 紫〜オレンジ、緑〜茶 |
固定の色づかいでは色数の設定が効きません(使う色が決まっているため)。携帯ゲーム機風を試す
抽出方法
「写真から自動抽出」のときだけ効きます。思った色にならないときはここを切り替えてください。
| 方法 | やっていること | 向いている写真 |
|---|---|---|
| バランス | 色の空間を半分ずつ割り、各領域から代表色を取る | 風景、色数の多い写真 |
| 主役重視 | よく使われている色を優先 | 人物、物撮り |
| 明暗重視 | 明るさの範囲から均等に選ぶ | グラデーションの多い写真 |
| 色まとめ | 似た色を群れにまとめ、中心を採用 | 手描き風、ベタ塗り |
肌の色がくすむときは「主役重視」へ。背景に色数を取られている場合があります。
ディザリング
隣り合う色を細かく混ぜて、実際にはない中間色があるように見せます。 色数を絞ったときの階段状の縞が消えます。
| 方式 | 見え方 | 向いている場面 |
|---|---|---|
| 使わない | いちばん近い色に置き換えるだけ | ベタ塗り。手描き風の初期値 |
| Floyd-Steinberg | ズレを4方向へ配る。癖が出にくい | 迷ったらこれ |
| Riemersma | 16方向へ広く散る。粒立ちが細かい | 写真らしさを残したいとき |
| Atkinson | ズレを4分の1捨てる。白は白く黒は黒く | 明暗をはっきりさせたいとき |
| 粗いドット 2×2 | 網目が大きくはっきり見える | 粗いドットと組み合わせて |
| 標準ドット 4×4 | 網目と階調の釣り合いが取れる | パターン系の定番 |
| 細かいドット 8×8 | 網目が目立たず滑らかに寄る | 粒を抑えたいとき |
| 青ノイズ | 網目が浮かないのに粒は散る | 階調を素直に見せたいとき |
| ドット密度 2×2 / 4×4 / 8×8 | 1マス内の点の多さで明るさを表す | 新聞のような点描。モノクロと相性が良い |
パターン系は写真の明るさと色数に応じて効き具合が自動で変わります。 青は強く、緑は弱くかけてあります(人の目が緑の違いに敏感で青に鈍いため)。ディザの強さは0〜100%で加減でき、40〜60%あたりが 「階調はつなぐが粒は目立たせない」設定です。ドット密度には効きません。
ざらついて見えるときは、ドットを粗くするか色数を増やしてください。Floyd-Steinbergを試す
輪郭線
色を減らすと明るさの近いもの同士が溶けます。境目に線を足して形を取り戻す機能です。 線を引く場所は写真ごとに変化の大きい上位数%を選ぶので、写真によらず線だらけにはなりません。
| 輪郭線 | どうなるか |
|---|---|
| なし | 初期値。色の面だけで表現する |
| やわらかい線 | 控えめな線。手描き風と組み合わせるとアニメ寄りに |
| はっきりした線 | 濃い線。被写体と背景を明確に分ける |
仕上げ
| 設定 | どうなるか | いつ使うか |
|---|---|---|
| ドットの作り方 | 「そのまま」は1画素を拾うのでざらつく(昔のドット絵らしさ)。 「なめらか」は平均を採るので形が読み取りやすい | 細かい模様が騒がしいと感じたら「なめらか」 |
| 彩度 | 色の鮮やかさ。100%が元のまま | 色を減らすとくすむので110〜120%に上げると良いことが多い |
| コントラスト強化 | 画面を細かい区画に分けて、それぞれで明暗の差を広げる | 逆光、日向と日陰が混ざった写真 |
| 影を飛ばす | 暗い部分を持ち上げて影を薄くする(手描き風は初期値で有効) | 立体感が欲しいときは切る |
写真別のおすすめ
よくある質問
- 写真はどこかに送信されますか
- いいえ。画像をサーバーへ送る仕組み自体がありません。(プライバシーポリシー)
- 変換した画像は自由に使えますか
- 権利は元の写真の権利者にあります。自分で撮った写真なら自由に使えます。(利用規約)
- 手描き風が遅いのはなぜですか
- 工程が多いためです。大きな写真では先に下書きを出すので、その時点で設定を変えれば待たずに次を試せます。
- 設定は次に開いたときも残りますか
- 残ります。「この設定で試す」を押したときだけ、その設定で上書きされます。
- スマートフォンでも使えますか
- 使えます。ホーム画面に追加すればアプリのように起動できます。